中部資材株式会社

中部資材グループ

文化財の保存環境調査・改善

人類の大切な遺産を次の時代へ継承するために

当社は昭和24年の創業以来、公共性の高い物流の現場において、ガス燻蒸による防除の研究・実施に取り組み、輸入食品の虫菌害を水際で守ってきました。そこで培ったノウハウをいかし、人類の大切な遺産である文化財の保存について、現状調査から対策、追跡調査に至るまで、総合的な観点から最適な方法をご提案させていただきます。

害虫・カビ菌類・紫外線など様々な劣化要因からの防衛

害虫による被害...文化財資料を食害する代表的な害虫にはシバンムシ類、キクイムシ類、シミ類、ゴキブリ類、カツオブシムシ類などがあげられます。

カビ・菌による被害...文化財の材質によっては、保存している環境において温度、湿度(60%以下)が管理されていないとカビ・菌による被害が懸念されます。

光・紫外線等による被害...展示に最適な光(照度)は作品により異なります。退色しやすい作品ほど照度は落とさなければなりません。紫外線についてはカットするような対処が必要です。

総合的な管理によって、貴重な文化財を確実に、そして優しく保存します。

美術館・博物館・寺院などから信頼いただく当社の文化財総合管理

当社は、東海・北陸圏の博物館・美術館・資料館等を中心に、また、大学、お寺や神社などからも文化財の保存環境調査及び総合管理をご依頼いただくことがあります。その対象は書物にとどまらず、絵画・仏像・山車など実に様々です。これまで培ってきた経験と技術力で、お客様の信頼に確実に応えていきます。

文化財総合管理

  • ① 保存環境を知る

    総合的調査:害虫・菌・温湿度・ダスト・光・空気環境等の調査により、現在の保存環境を細かく把握し、劣化要因を特定していきます。
  • ② 環境改善を施す

    保存環境の分析結果をふまえ、効果的な環境改善を施します。ガス燻蒸、その他の虫害対策(ブンガノン処理、ライセント処理、薬剤処理、低酸素処理、二酸化炭素処理など)、温湿度対策、清掃対策、空気環境対策、光対策など。
  • ③保存対策を施す

    さらに安全に保存するための商品提案や継続的に管理を行なうためのアドバイスも実施しております。

担当者
の声

貴重な資料を後世に継承していくために

大切な資料を後世に継承していく為には、日常の保存対策が欠かせません。私たちは博物館や図書館の職員の方だけでは実施できない部分の保存業務のお手伝いをさせて頂いております。資料にとって有害なものを除去するために「収蔵庫の清掃」や調査トラップによる「生物生息調査」、室内の「カビやダストの測定」などを行ない、問題点の対策を講じます。最近特に相談を受けるのは大学図書館等の閉架書庫や貴重書室でのカビの発生です。一冊ずつ専用の資材でクリーニングしたり、室内のカビの除去をしたりといった業務も行っております。資材保存に携わる者として、なるべく薬剤に頼らない保存方法を検討し、組み合わせ、お客様のご要望にお応えできるよう努力し、貴重な資料を有害な生物から守っていくために、今後さらに視野を広げていかなければならないと考えております。